高校の勉強って
医療職にどう役立つの?

みなさんは現在、高校で一生懸命勉強に励んでおられるかと思います。
得意な科目や苦手な科目があると思いますが、今勉強している内容は実際、将来に役立つのかな?
と一度は考えたことありませんか?
一見、高校の勉強は医療系の道に進むのとは関係ないように思えますが、
実は将来の医療現場までつながっており、理系文系問わずとても重要です!
今回は理系文系科目がどんな時に必要なのか紹介していきます!

理系科目

数学 物理 生物 化学

人体の構造や機能を理解するのには解剖学や基礎医学、患者さんの疾患や症状の把握、評価・治療をするには計算力等も必要です。また、「人体」に関する内容は、大学での学びや国家試験、さらに実際の医療現場までつながっています。こういった知識は高校で学ぶ理系科目が土台となるのできちんと理解しておくとあとで困ることが少ないです。

文系科目

国語 英語

医療系の職業は患者さんとの関わり方が大変重要です。患者さんの状態やその時の環境によってどのリハビリを行うのが良いのか、何を話すべきなのか、こういったことを適切に判断するために相手の気持ちを理解し共感することのできるコミュニケーション能力がとても重要です。また医療職を目指す方で国内だけでなく世界で活躍したいと思っている方もいると思います。今後は世界でも活躍できるグローバルな医療人が必要とされる時代になり、こういった部分は高校で学ぶ文系科目が土台となるので、きちんと学習しておくと良いでしょう。


医療系の道に進むには
理系文系科目両方とも重要!!

将来医療系の仕事に就くためには、理系文系両方からの知識が必要です。
今、苦手な科目がはっきりしているなら高校生のうちに
なるべく克服するのが将来の夢への近道になるでしょう!

先輩たちに聞いていみた!

  • 生物で学んだ人体の構造が授業でもよく出てくるため抑えておいた方がいい
  • 物理は大学の授業で結構難しいと感じるので高校のうちにしっかり理解しておくのがベスト!
  • 英語は関係ないように感じるが、医療用語で英語表記がでてきたりするので、英語に抵抗がないように身につけておくとよい
  • 大学の授業では分厚い教科書を読んで勉強することが多いので、国語の長文読解をしておくといいと思う

先輩たちの声にあるとおり、高校の勉強が自分自身を助け、大学の授業でも必要であることは間違いない。特に国語力はレポート作成や人とのコミュニケーションを円滑に進めるためには、注力したい部分でもある。苦手な科目はついつい、逃げてしまうができる限り勉強して、苦手を克服しておくと、大学での勉強が少し楽になるかも。

在学生からのアドバイス

  • 勉強習慣は身につけたほうがいい
  • 本を読みましょう
  • 毎日少しずつやっていきましょう
  • 苦手な科目を避けないで!