教育理念/アドミッション・ポリシー

学校法人藍野大学の教育理念

Saluti et Solatio Aegrorum

「病める人々を医やすばかりでなく慰めるために」

学校法人藍野大学は、昭和43年に医療法人恒昭会藍野病院附属准看護学院として開設されたことに起源があります。その教育は、まず人間教育を行い、「知」を愛すること、すなわちPhilo-sophia を藍野精神の第一義とし、それを学生に教育し、そのための高等教育機関をつくることを建学の精神としています。
また、その精神は学校法人藍野大学の教育理念に掲げるSaluti et Solatio Aegrorum「病める人々を医やすばかりでなく慰めるために」の言葉に込められており、病気で苦悩する人を支援する医療従事者の真の役割りがそこにあることを謳っています。

びわこリハビリテーション専門職大学の教育目的

1. びわこリハビリテーション専門職大学の目的

教育基本法及び学校教育法の定めるところに従うとともに教育理念に則り、リハビリテーションに関する実践的かつ応用的な能力を展開するための教育研究により、高い倫理観と豊かな人間性、実践の理論に裏付けられた専門的な知識と技術を身に付けた有能な人材を養成することで、地域共生社会の実現に貢献することを目的とする。

2. リハビリテーション学部の目的

① 高い倫理観と豊かな人間性、理論に裏付けられた専門的な知識と技術を身に付け、子どもから高齢者までの地域住民を対象に、適切なリハビリテーションを提供できる人材を養成する。

② 地域共生社会の実現に向け、リハビリテーション専門職として保健・医療・福祉の分野をはじめ生活支援全般において、多職種と連携・協力のもと、地域住民及び地域が抱える課題を発見し、解決することのできる創造性豊かな人材を養成する。

3. 理学療法学科の目的

① 理学療法学の最新の知識、技能並びに倫理観を身に付け、多職種とも連携でき、科学的な根拠に基づく最適な理学療法を実践できる人材を養成する。

② 理学療法士の専門性を活かし、地域住民が住み慣れた場所で生活を維持し、健康寿命延伸やQOL維持・向上が図れるように、医療・保健・福祉・スポーツなどの分野で地域が抱える問題を発見し解決できる、地域共生社会の実現に向けて支援できる人材を養成する。

4. 作業療法学科の目的

① 作業療法学の知識、技術並びに倫理観を身に付け、多職種とも協働し、健康で幸福な生活の促進のために作業療法を適切に計画・実践できる人材を養成する。

② 作業療法士の専門性を活かして、暮らしの中で人々が抱えている課題を見出し、医療・保健・福祉・教育・就労などの場において新たな支援方法や支援体制を構想でき、実践できる人材を養成する。

5. 言語聴覚療法学科の目的

① 言語聴覚士として必要な知識と臨床技術を有するだけでなく、豊かな感性と高い倫理観、並びに秀でたコミュニケーション能力を備えた人材を育成する。

② 保健・医療・福祉分野における多職種連携の必要性を理解し、医療現場のみならず地域共生社会の実現へ向けて主体的に活動・実践できる言語聴覚士を育成する。

入学者受け入れ方針
(アドミッション・ポリシー)

理学療法学科のアドミッション・ポリシー

理学療法学科の教育目的に定める専門職医療人を育成するために、以下のような人を求めます。

  • (知識・技能)

    AP1:人々の健康、医療、福祉に関心を持ち、高等学校卒業までに学ぶべき基礎知識を習得している人。具体的には、日本語による表現力を備えており、数学(I/II/A)・物理・化学・生物(それぞれ基礎以上)を履修していることが望ましい。

  • (思考力・判断力・表現力)

    AP2:論理的な思考力や柔軟な発想力を持ち、相手の立場に立って物事を考え、適切なコミュニケーション能力がある人。

  • (主体性・多様性・協調性)

    AP3:人を尊重し、他者と良好な関係を築くことのできる協調性を持ち、他者の意見に惑わされず、様々な観点から物事を考えることのできる人。

    AP4:理学療法士に関心があり、将来理学療法士になる強い意志を持ち、その目標達成に向かって最大限の努力を続けることができる人。

作業療法学科のアドミッション・ポリシー

作業療法学科の教育目的に定める専門職医療人を育成するために、以下のような人を求めます。

  • (知識・技能)

    AP1:高等学校卒業までに学ぶべき基礎知識を習得している人。具体的には、日本語による表現力を備えており、数学(I/II/A)・物理・化学・生物(それぞれ基礎以上)を履修していることが望ましい。

  • (思考力・判断力・表現力)

    AP2:社会の様々な出来事に関心を持ち、客観的に状況を把握でき、自分の考えを文章や言葉で表現できる人。

  • (主体性・多様性・協調性)

    AP3:他者との交流を通じて、他者の考えや自分の役割を理解し、協力し合える関係性作りができる人。

    AP4:リハビリテーションについての関心を持ち、作業療法士を目指して、惜しみなく努力できる人。

言語聴覚療法学科のアドミッション・ポリシー

言語聴覚療法学科では、「①言語聴覚士として必要な知識と臨床技術を有するだけでなく、豊かな感性と高い倫理観、並びに秀でたコミュニケーション能力を備えた人材を育成する。②保健・医療・福祉分野における多職種連携の必要性を理解し、医療現場のみならず地域共生社会の実現へ向けて主体的に活動・実践できる言語聴覚士を育成する。」ことを養成する人材像として掲げている。そのために、以下のような資質を有する入学者を求めている。

  • (知識・技能)

    AP1:高等学校までに学ぶべき基礎的な知識を有する人。

  • (主体性・多様性・協調性)

    AP2:他者を尊重し、健康や福祉に関心を持ち、言語聴覚士として社会に貢献することに意欲を持つ人。

    AP3:協調性を持ち他者と良好な関係を築き、協働して自己の役割を果たそうと心がけている人。

  • (思考力・判断力・表現力)

    AP4:探求心があり、生涯にわたって学習を継続しようとする意欲を持つ人。