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2021/05/12 お知らせ

オンライン授業への切り替えに際して

新型コロナウイルスの変異株の猛威に起因する感染拡大により、大阪府・京都府を含む都府県の「緊急事態宣言」が4月25日に政府から発出されたことを機に、本学は両府から通学する学生には、希望により対面授業と同時にオンラインで行う「ハイブリッド型授業」を5月6日から本日5月12日まで実施してきました。
この「ハイブリッド型授業」において、オンライン受講する一部の学生から、音声の聞きづらさや画面共有の不具合等が生じ、授業内容の一部が伝わり難かった等の指摘がありました。担当教員や補助教員が適宜対応できるよう指導を徹底します。

 今回の「緊急事態宣言」は当初、ゴールデンウィークでの短期集中の人流抑制による感染拡大防止効果が期待されましたが、指定都府県では、重症病床使用率が高くなっていることから、5月31日まで延長することが、正式に決定されました。また、滋賀県では「警戒ステージⅢ」ですが、一部の指標は「特別警戒ステージⅣ」を超えており、県内も決して安心できる状況にはありません。
このような状況から皆さんの感染リスクを減らすため、明日5月13日から6月9日までの前期前半が終了するまでの間、在住府県を問わず、全員が原則オンラインでの受講に切り替えることとしました。ただし、どうしても対面で教授しなければ習得が難しい2年生の実技・実習科目については、週1回の午前または午後に登校日を集約して実施することとしています。
今回の授業方法の変更は、学生諸君とその家族の感染リスクを軽減し、医療逼迫による医療従事者の負担を軽減するためであることをどうか理解してください。
 明日から、全員がオンライン受講となります。音声の聞きづらさや授業の進め方など、授業中に要望があれば、Zoomのチャット機能でその都度お知らせください。担当者がオンライン授業の改善につなげていきます。

ワクチン接種が若年層に行き渡るまでは、このコロナ禍は当分続きます。自宅でオンライン受講する期間に、医療職を目指す皆さんが取るべき日常生活の行動について、今一度見直してください。健康チェック表の入力(Web入力に変更)、再開後の通学電車やバス、大学内の施設(教室、食堂、トイレ等)の利用方法についてもこの機会に見直し、通常授業の再開に備えてください。