奨学金・提携教育ローン

    

日本学生支援機構の奨学金制度 https://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html

  • 〇貸与奨学金……返還義務のある貸与型の奨学金を最大4年間利用することができます。無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金・入学時特別増額貸与奨学金があります。
  • 〇給付奨学金……原則返還義務のない給付型の奨学金を最大4年間利用することができます。また、国が実施する授業料等減免と同時採用となり、併せて「高等教育の修学支援新制度」といいます。

貸与型奨学金 (貸与奨学金(返済必要) | JASSO)

(1)申込資格

  • ① 過去の利用状況
    過去に利用したことのある人は、同じ貸与奨学金(第一種奨学金・第二種奨学金)を利用できない場合や利用期間が制限される場合があります。
  • ② 在留資格
    外国籍の方は、在留資格が永住者、日本人もしくは永住者の配偶者または一定の養鶏を備えた定住者、家族滞在であること。

(2)選考基準

学力基準および家計基準の両方の基準を満たしていること。

  • ① 学力基準
    ・第一種奨学金または、併用貸与(第一種奨学金・第二種奨学金の両方を利用)
    1年生 高校等の最終2か年の評定平均が、3.5以上であること等
    2年生 GPAが在籍する学部の上位1/3以内であること等
    ※上記の基準を満たさない場合でも、一定の条件により学力基準を満たしているものとする場合があります。
    ・第二種奨学金
    高校等又は、在籍する学校における成績が平均水準以上と認められること等

  • ② 家計基準
    収入基準を満たしていること
    進学資金シミュレーターで収入基準を満たしているか、目安の確認ができます。
    【収入基準】
    生計維持者の所得金額により、基準に該当するかどうかを判定します。日本学生支援機構の奨学金制度における生計維持者は、原則父母です。
    2025年度春の定期採用は、2023年の所得金額に基づく2024年度の住民税情報から、2025年度秋の定期採用は、2024年の所得金額に基づく2025年度の住民税情報から判定されます。
世帯人数 想定する世帯構成 給与所得者の世帯(年間収入金額) 給与所得者以外の世帯(年間所得金額)
第一種 第二種 併用貸与*2 第一種 第二種 併用貸与*2
2人 あなた、親A(ひとり親) 777 1,180 722 559 905 513
3人 あなた、親A、親B(無収入) 732 1,127 677 550 891 503
4人 あなた、親A、親B*1、高校生 880 1,309 826 613 937 566
5人 あなた、親A、親B*1、高校生、中学生 972 1,387 911 678 1,003 646

*1「親B」の収入・所得金額の内数で、収入金額300万円または所得金額200万円です。
*2併用貸与とは、第一種奨学金と第二種奨学金の両方受けることです。


(3)貸与月額

  • ①第一種奨学金
  • 私立大学
    自宅 自宅外
    最高月額 54,000円 64,000円
    最高月額以外の月額 50,000円
    40,000円 40,000円
    30,000円 30,000円
    20,000円 20,000円
    • ※「最高月額」は、併用貸与の家計基準を満たしている人が選択できます。

    高等教育の修学支援新制度と第一種奨学金を併せて利用する場合、高等教育の修学支援新制度の支援区分に応じて、第一種奨学金の貸与月額が下表の通り調整され、0円となる場合があります(第二種奨学金は調整されません)。


    高等教育の修学支援新制度と第一種奨学金を併せて利用する場合の振込額(第一種)

    高等教育の修学支援新制度の区分 自宅通学 自宅外通学
    第Ⅰ区分 0円 0円
    第Ⅱ区分 0円 0円
    第Ⅲ区分 21,700円(20,000円、30,300円) 19,200円
    第Ⅰ区分(多子世帯) 0円 0円
    第Ⅱ区分(多子世帯) 0円 0円
    第Ⅲ区分(多子世帯) 0円 0円
    第Ⅳ区分(多子世帯) 0円 0円
    多子世帯 0円(5,600円) 5,600円

    ・多子世帯とは生計維持者全員が扶養する子の数が3人以上である世帯。
    ・生活保護を受けている生計維持者と同居している人及び社会的養護を必要としている人で児童養護施設等から通学し、自宅通学扱いの人は上表のカッコ内の金額となります。


  • ②第二種奨学金
  • 20,000~120,000円(10,000円単位)から選択

  • ③入学時特別増額貸与奨学金
  • 有利子の奨学金で入学時の諸費用の負担を補うことを目的として10万円から50万円までの間で、10万円単位で額を選択できます。
  • 第一種奨学金または第二種奨学金と同時に申し込む必要があり、入学時特別増額貸与奨学金のみの申し込みはできません。

  • 高等教育の修学支援新制度【給付奨学金・授業料等の減免】
    給付奨学金(返済不要) | JASSO高等教育の修学支援新制度:文部科学省

    給付奨学金は日本学生支援機構が実施している奨学金制度です。
    学費の減免は国が実施する制度で、要件を満たせば、入学金・授業料の一部が減免(国が負担)されます。支援区分は第Ⅰ区分・第Ⅱ区分・第Ⅲ区分・第Ⅰ区分(多子世帯)・第Ⅱ区分(多子世帯)・第Ⅲ区分(多子世帯)・第Ⅳ区分(多子世帯)・多子世帯です。支援区分につきましては、毎年家計基準の審査が行われ、次の1年(10月~9月)の支援区分が決定いたします。

    (1)申込資格

    • ① 高校等の卒業から大学等への入学までの期間に関する要件
      大学等へ入学した日が、高校等を初めて卒業した年度の翌年度末から2年を経過していない人が申し込めます。
    • ② 過去の利用状況
      給付奨学金を過去に利用している場合は、再度の申込みはできません。
    • ② 在留資格
      日本国籍がない場合でも利用可能な場合があります。

    (2)選考基準

    • ① 学力基準
      1年生 高校等での評定平均が3.5以上であること。または十分な学習意欲が確認できること。
      2年生 GPA等が学部等における上位1/2の範囲に属すること。
      または修得単位数が標準以上で十分 な学習意欲が確認できること。
    • ② 家計基準
      収入基準と資産基準の両方の基準を満たしていること。
      進学資金シミュレーターで収入基準・資産基準を満たしているか、目安の確認ができます。
      【収入基準】
      (参考)収入・所得の上限額の目安[(〇)は給与所得者]
      世帯人数 想定する世帯構成 第Ⅰ区分 第Ⅱ区分 第Ⅲ区分 第Ⅳ区分
      2人 本人、親A(〇) 229 332 402 649
      3人 本人、親A(〇)、高校生 289 391 457 677
      4人 本人、親A(〇)、親B(無収入)、高校生 295 395 461 698
      4人 本人、親A(〇)、親B(〇)、高校生 親A:295 親A:336 親A:409 親A:656
      親B:115 親B:155 親B:155 親B:155
      5人 本人、親A(〇)、親B(〇)、高校生、中学生 親A:321 親A:321 親A:461 親A:698
      親B:100 親B:100 親B:100 親B:100

      【資産基準】
      申し込み日時点の本人とその生計維持者の資産額の合計が下表の基準額未満であること
      (基準額以上の場合、支援対象となりません)。
      基準額 (あなたと生計維持者の資産額の合計)
      多子世帯に該当しない場合 5,000万円未満
      多子世帯に該当する場合 給付奨学金 5,000万円未満
      授業料の減免 3億円未満

    (3)支給月額・減免額

    区分(*1) 給付奨学金(月) 減免額
    自宅通学支援(*2) 自宅外通学支援額 授業料減免額(半期) 入学金減免額第Ⅰ区分
    第Ⅰ区分 38,300円
    (42,500円)
    75,800円 350,000円 250,000円
    第Ⅱ区分 25,600円
    (28,400円)
    50,600円 233,400円(前期)
    233,300円(後期)
    166,700円
    第Ⅲ区分 12,800円
    (14,200円)
    25,300円 116,700円 83,400円
    第Ⅰ区分(多子世帯) 38,300円
    (42,500円)
    75,800円 350,000円 250,000円
    第Ⅱ区分(多子世帯) 25,600円
    (28,400円)
    50,600円
    第Ⅲ区分(多子世帯) 12,800円
    (14,200円)
    25,300円
    第Ⅳ区分(多子世帯) 9,600円
    (10,700円)
    19,000円
    多子世帯 0円 0円

    (*1) 採用後、家計状況の見直しが行われ、区分が変更になる場合があります。
    (*2) 生活保護を受けている生計維持者と同居する人及び社会的養護を必要とする人で児童養護施設等から通学する人はカッコの金額です。

    授業料等の減免額について

    ・入学金 : 本学の入学金250,000円に対して、最高で250,000円の減免。
    ・授業料 : 本学の授業料450,000円(半期)に対して、最高で350,000円(半期)の減免。 施設設備費・実験実習費は減免の対象とはなりません。

    適格認定

    奨学生が奨学金を利用できる適格性を有しているかを定期的に確認するため、年に1~2回、適格認定により奨学金継続の可否を判断します。
    人物・学業・家計状況等から判断され、適格・不適格の判定や、区分の見直し(給付奨学金)が行われます。不適格と認定された場合は奨学金の貸与や給付、学費の減免が停止・廃止となることがあります。奨学金を継続する為には、ふさわしい学業成績を修める必要があります。

    【適格認定(貸与奨学金)】

    ・ 実施回数 … 年1回(3月)
    ・ 判定基準

      ① 人物について

      生活全般を通じて態度・行動が貸与奨学生にふさわしく、奨学金の貸与には返還の義務が伴うことを自覚し、

      かつ、将来良識ある社会人として活躍できる見込みがあること。

      ② 学業について

      修業年限で確実に卒業できる見込みがあること。

      ③ 家計状況について

      修業を継続するために引き続き貸与奨学金が必要と認められること。

    認定区分 貸与奨学金交付の取扱い・学校からの指導等 4月以降の貸与奨学金
    廃止 ・貸与奨学金の交付を取り止めます。(奨学生の資格を失います。) 振り込まれません
    停止 ・貸与奨学金の交付を停止します。(1年以内の所定期間)
    ※学業成績が回復すれば、交付が復活することがあります。
    振り込まれません
    警告 ・貸与奨学金の交付は継続します。
    ※学業成績が回復しない場合は廃止・停止となることがあります。
    振り込まれます
    継続 ・貸与奨学金の交付を継続します。 振り込まれます

    【適格認定(給付奨学金・授業料等の減免)】

    ・ 実施回数 … 年2回(7~9月、3月)
    ・ 判定基準 … 7~9月には家計基準、3月には学業基準の適格認定を行います。

    <家計基準(7~9月)>

    毎年7~9月に家計状況を見直し、10月以降の支援区分を再認定します。
    見直しの結果、支援区分が変更となる場合や、支援対象外となり1年間支給が停止される場合があります。

    <学業基準(3月)>

    下記のいずれかに判定されます。

    認定区分 適格基準 処置内容・4月以降の奨学金
    廃止
    • ・次のいずれかに該当するとき
    • 1.修業年限(4年)で卒業できないことが確定したこと
    • 2.修得した単位数の合計数が標準単位数の6割以下であること
    • 3.履修科目の授業への出席率が6割以下であることその他の学習意欲が著しく低い状況にあると認められること
    • 4.次に示す警告の区分に該当する学業成績に連続して該当すること
      (下の停止の区分に該当する場合を除く)
    • ・給付奨学生としての資格を失います。
    • ・4月以降の奨学金は振り込まれません。
    停止
    • 警告の区分に該当する学業成績に連続して該当すること
      (2回連続して警告となった場合のうち、2回目の警告の理由が「GPA等が学部等における下位1/4の範囲に属する場合」のみ。ただし、3回連続で警告となった場合を除く。)
    • ・4月以降の奨学金は中断されます。
    • ・学業成績が回復しない場合は、「廃止」となることがあります
    警告
    • ・次のいずれかに該当するとき
    • 1.修得した単位数の合計数が標準単位数の7割以下であること
    • 2.GPA等が学部等における下位1/4の範囲に属すること
    • 3.履修科目の授業への出席率が8割以下であることその他の学修意欲が低い状況にあると認められること
    • ・奨学金の支給は継続しますが、学業成績が回復しなければ「廃止」または「停止」となることがあります。
    • ・4月以降の奨学金は振り込まれます
    継続 ・「廃止」「停止」「警告」以外の者
    • ・奨学金の支給は継続します。
    • ・4月以降の奨学金は振り込まれます。

    貸与・給付奨学金、修学支援新制度に申し込むには?

    貸与奨学金・給付奨学金

    貸与・給付奨学金は、次の2パターンの申請方法があります。

    【予約採用】

    高校在籍中に事前申し込みを行う方法です。申請方法は、各高校にお問い合わせください。

    【在学採用】

    大学入学後・在籍中に申し込み行う方法です。希望する場合は、本学で実施する奨学金説明会が年1~2回(1度目は4月頃、2度目は9月頃)ありますので、説明会に参加して申請方法の説明を受けてください。

    授業料等の減免額について

    授業料の減免制度は、給付奨学金を申し込んでいただくとともに、大学を通して別途申請を行っていただく必要がございます。特に、本学入学予定で給付奨学金を予約採用申請中・採用候補者決定となっている方は、「高等教育の修学支援新制度(給付奨学金・授業料の減免)を申込・採用候補となっている合格者の皆様へ」に従って手続きを行ってください。